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RAPにできないラッパーの本音 by ゆうま

MCバトル練習会ゆうまーるBP主催者&参加者募集中/東大の大学院生/YouTuber1年生/演劇とRAP/世界最大エビフライ食べたい/twitter @yuma_k_0712

RAPをやめようと思うんです、という人に。

RAPにできないラッパーの本音。

 

「RAPを始めたいんだけど...」という人がいる。

 

ぜひ僕が主催の練習会「ゆうまーるBP」へ、と誘う。

 

そのたびに、こうして僕の練習会が流行ってくれるのは嬉しい。最高だ!と思ってる。

 

でも同時に、「またラッパーが増えてしまったな」とも思ってる。

 

ラッパーが増えれば増えるほど、ラッパー同士の競争相手が増え、成功する倍率が上がり、勝ち上がるのが難しくなる。

 

初心者大歓迎の練習会を主催することで、

自分自身の知名度は上がるが、

ラッパーが増えることで、

自分の首も苦しめることになる。

 

 

同時にさいきん、

いろんなラッパーから

 

「RAPをやめようと思うんです...」という話もよく聞く。

 

不思議と、多い。

 

そんな相談をされたときは、

結構親身になって話を聞いているフリをするが、

 

正直あんまり真剣に聞いてない。

 

ラッパーの「やめる」宣言ほどアテにならないものはないからだ。

 

ヤバいラッパーほど、

 

引退宣言をしてから、すぐに戻ってくることを、僕は知っている。 

 

さいきん「やめる」という話を聞いてた数名も

「やめる」宣言をそっこー撤回してた。

 

やめられるはずがない。

 

韻を踏む喜びや

 

会場を盛り上げる喜びを一度知ってしまうと、

 

この中毒性のある音楽は

 

そう簡単にはやめられない。

 

「RAPやめた」といってる人ほど、その数日後に、

お風呂のなかで韻を踏んでたりするものだ。

 

それで、気がついたらふつうに戻ってきてるし、イベントに参加してる。

 

HIPHOPの曲のなかには

「あいつも あいつもRAPをやめた

でも俺はまだ残ってるぜ

やめたやつの分まで 頑張るぜ」

 

みたいなリリック(歌詞)がよく出てくる。

 

確かにほんとにやめていってしまうラッパーもいるが、

やめてない人の方が案外多かったりする。

 

「あいつも あいつもRAPをやめてない

そして俺も残ってるぜ

あいつもあいつもRAPをはじめた

競争相手が増えすぎて困ってるぜ

早くみんなやめてくれ」

 

ぐらいな曲の方が共感できる。

 

「RAPやめようと思うんですけど...」の話は、あんまり真面目に聞かないようにしてる。

 

どうせ戻ってくるのだから。