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RAPにできないラッパーの本音 by ゆうま

MCバトル練習会ゆうまーるBP主催者&参加者募集中/東大の大学院生/YouTuber1年生/演劇とRAP/世界最大エビフライ食べたい/twitter @yuma_k_0712

なぜ大学生ラップ選手権をやるのか?--高校生RAP選手権のパロディ?

ひらがなで、ゆうまです。

 

9/19に「大学生ラップ選手権REPSESENT」の本戦が開催されるけど、

 

なんで 僕が「大学生ラップ選手権 」をやろうと思ったのか?主催しようと思ったのか?

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今日はそれについて書きたいと思う。

 

僕は2011年の1月、大学四年生のときに、『自称、全国の大学生を、代表するRAP』という全曲大学生についてRAPしてるアルバムを作って、渋谷familyでワンマンライブをやったんだ。

 

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(ワンマン当日の写真が手元に残ってないので、当時の写真から)

 

僕が曲作りやライブを始めたのは、大学1年生のころ、2007年。

 

2007年のヒップホップシーンは現在の状況とはだいぶちがっていて、当時の状況は、

クラブでのライブや曲のなかで「大学生」って言葉を口に出すものなら、disられてた。

 

もちろん大学生のラッパーはそれなりに、いたかもしれない。でも、彼らのうちほとんどは、大学生であることを隠していたりして、決して大学生という身分を積極的に公表したりしてなかった。少なくとも曲やライブでは。(今とは状況が違うよね)

 

当時、僕にとってこの状況は、なんだかヒップホップの求める「リアル」と違うなと思ったんだ。僕自身、生まれも育ちもストリートでもヒップホップでもないし、僕にとってのリアルは、当時、自分が大学生で、大学生なりに悩みを抱えてるし表現したいことがあるんだってことだった。自分にとっての等身大の大学生としての悩みというマイナスを、プラスに変換していく、それが僕なりのヒップホップだった。

 

こうして2007年から大学の4年間、作り続けた曲はほぼすべて「大学生が大学生活をテーマにしたRAP」だった。

 

そんなやり方をしていたものだから、

いわゆる「ヒップホップ」の人たちからはあまり支持を得られなくて陰口を叩かれたりもしたけれど、

その代わりたくさんの大学生たちに共感してもらえて、その結果、アルバムの発売とワンマンライブ(しかも満員御礼!)を達成することができた。

 

当時僕はライブのたびに、オープニングにいつもこう言ってたんだ

 

「自称、全国の大学生を代表するラッパー、

法政大学国際文化学部国際文化学科

ひらがなで、ゆうま」

 

今ではこの最初の二行が省略されて(だっていまは大学生じゃないし。大学院生だけど、そもそも大学院と大学はちがうので)

 

たんに、「ひらがなで、ゆうま」になってる。

 

そんな経緯もあって、僕は、

ラッパーが「大学を代表する」ってことに熱い気持ちを持ってきた。

 

ときは流れて、あれから5年後のいま、2016年。

 

高校生RAP選手権や、フリースタイルダンジョン、戦極MCバトル...その他もろもろのMCバトル関係者の方々やアーティストの皆様のおかげで、

 

日本のヒップホップは多様化。

 

2016年の現在、慶応サイファー、早稲田サイファーのように、

 

各大学ごとにRAPする集団が次々にできているし、

 

僕の頃と違って、

「大学生が大学生を代表する」のが不自然ではない時代になってきた。

 

それは、2007-2011年の大学生のときに活動を始めた僕にとって、ちょっと羨ましいことだけど、

 

でもやっぱり、嬉しいんですよ。

 

そんなときに、声をかけてくれたのが、MAKI DA SHIT。

「大学生ラップ選手権やりましょう」と声をかけてくれた

 

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(MAKI DA SHITは写真左) 

 

思えば彼も、2011年頃、

大学生のラッパーが大学生と名乗ってはいけないような風潮のなかで、

「医大生代表」を名乗っていた先駆者だ。

 

僕は彼の初ライブを最前列で見ていたよ。

 

そんな彼が声をかけてくれたとき、ほんとうに嬉しかった。

 

MAKIくんが僕の活動を褒めてくれたのも嬉しかった。MAKIくんは当時から僕が「大学生を代表するRAP」をしていたのを知っていたし、

あれから5年間いろいろ動いてたことや、YouTuberをやっていたこと、今年、MCバトル練習会ゆうまーるBPを主催している動きを知ったうえで、誘ってくれた。

 

自分でいうのもなんだが、僕は賛否両論の多い人間だ。僕のやり方が「ヒップホップでない」とかいろんな理由で、好きでない人もいるだろう。

 

ただ、そんな自分を知ってるうえでMAKIくんが声をかけてくれたことが嬉しかった。

 

提案されてから10秒後、すぐに「やろう」と返事した。

 

2007年当時ではなかなか理解されることのなかった、ヒップホップで「大学を代表する」という考え方が認められているという実感。

 

ベタな言い方だが、世界中の誰よりも僕が嬉しがってると思う。

 

その後、

 

胎動のIkoma氏が、同じように「大学生ラップ選手権」をやろうとしていたという話を聞き入れ、

 

Ikomaさんより先にやっちゃうか!と一瞬思ったけど、同じ志を持つ人を出し抜くわけにはいかないし、

 

しかもIkoma氏とは2008年来の付き合いだったため、電話すると、

 

「一緒にやろう!」という話に。

今回のイベントの全面協力として関わってもらえることになった(ちなみに、東大サイファーのyossi 2 the futureもIkoma氏と大学生ラップ選手権をやろうとしていたという話もあったのだが、

彼のアクティブすぎる様々な動きを見ていると、「東大を背負えるラッパーは彼しかいない」と思ったので、彼には、主催というよりもむしろ本戦の選抜メンバーとして戦うことで、輝いてもらいたいと思った。

 

そういうわけで、

 

まあなんていうか、

 

大学生ラップ選手権は、別に高校生RAP選手権の単なるパロディではなくて

 

きちんとした思いのうえに成り立ってるんだよ。

 

しかも、

 

高校生RAP選手権とは違って、

 

出場者の皆さんには大学名や学部名を公表し、

 

「自分は○○大学代表だ」という大義名分のもとに参加してもらっている

(でも、あえてそこで、「○○大学に通ってるけど、○○大学よりも地元をレペゼンしてるぜ!」みたいな人がエントリーしてきてもよいと思ってる)

 

2007年、9年前の活動初期に考えていた、大学生としてのリアルなRAPを、大学生のみんながぶちかましてくれるのを期待している。

 

詳細はこちら

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*9/19は、最後の本戦出場枠をかけて、本戦の前に当日予選を行います。大学生、専門学生、短大生、大学院生ならば誰でも出場できます。参加希望者は

daigakurap@yahoo.co.jp に、1-4に答えて送信!
1. MC名(読み方も)
2. 大学名(または大学院、専門学校および短大名)
3. 学部学科名(または研究科と専攻名)
4. 学年と年齢

 

当日は渋谷R-Lounge6Fに、12:30集合!